毎日朝昼晩と旦那がいて

今日はお昼なぁーに？

片づけ終われば

今日の夕飯なぁーに？

子供かっ？！！！

私も

作っては、片づける

作っては、片づける

これにうんざりしたころ

「今日のランチはどっか
　食べに行くか！」

そんな言葉を待ってました！！！

久しぶりに近くのお店で検索して

ランチをしてきた

「あれ？もう注文しないの？」

なんて言ってしまった私・・・

「うん、帰りにコンビニ寄るから！」

「コンビニって？何か買いたいものあるの？」

「うん、デザート！」

嬉しそうにお店を出ると

帰りに道にあるコンビニへ

吸い込まれるように入っていく

「お昼食べたばかりで何食べたいのよ？」

「うーん、今日はどのデザートにしようかな？」

「私はいらないから、先に帰って洗濯物取り込もうかな」

「えー！待ってよ！なっちゃんも買おうよ！どれにする？」

「だから私はいりません！」

「いや、なっちゃんも絶対食べるでしょ？」

「私はご飯食べたばかりでお腹いっぱいだし
　てか、食べたばっかりでよく食べられるわねー」

「歩いて家着いたら、きっと小腹がすくよ！」

私は早く帰って

自分のやりたいことをしたい・・・

彼が見ているデザートは

さっぱりとしたヨーグルトやゼリーなどではない

生クリームがたっぷりと乗っているパフェ系統だ

「うわーそんなのよく食べたい！て思うわねー」

「美味しそうじゃない？」

「甘そうで私はいらないです！」

「本当になっちゃん何もいらないの？
　食べたいのがあったら買ってあげるよ？」

そんなときだけ

やたらと、買ってあげる、買ってあげる、と言う・・・

「じゃーいつ食べるかわからないけど
　フルーツインゼリーにしようかな」

「いいね！じゃーこれだけでいいのかな？」

彼はお会計して

家に帰ってきた

手洗いうがいをしたと思ったら

普段自分から動かない旦那さんが

自らお湯を沸かし始め

紅茶を作ってくれた

「俺はコーヒーにしようっと」

「紅茶私の為に？ありがとう」

洗濯物を取り込んでいると

「なっちゃん食べよう！！」

大きな声が聞こえてきた

キッチンへ戻ると

淹れたてコーヒーのいい香り

アップルティーのいい香り

テーブルの上には

カップケーキやロールケーキ

プリンやゼリーが並んでいた

「こんなに買ってきたの？！」

「うん！どれにしようか決められなくて」

「子供か！！一つだけにしなさいよー」

「だってーどれもどんな味か食べたいじゃん」

いつか、食べるんじゃない

今食べる分？！！！

子供のようで大人買いには

本当に困ったもんだ

「こんなにたくさん食べて
　今ランチしてきたばっかりじゃない」

「デザート甘いものは別腹っていうでしょ？」

それは女子が言うセリフだっ・・・・

４３歳の１００キロ近いオジサンが言うなーー

「ねーねー本当に体の事考えてる？
　２０代の頃と違うんだよ？
　体重減らすんじゃなかったの？」

「うん、考えてるよっ！
　だから、全部なっちゃんと半分こ！

「は？！食べないって私言ったよね？」

「でも少し歩いたし食べたくなったでしょ？」

「全然！！！てか近所で近すぎて歩いたって距離じゃないし！」

彼はニコニコしながら

買ってきたデザートを食べ始まった・・・

「はい！こっちはなっちゃんの分ね！」

だから半分こしないっつーの！！！

どんどん彼は半分を食べると次の甘いものに手をつける

「なっちゃん早く食べないと乾燥しちゃうよ！」

彼と結婚して

こんな風に甘いものを共有されている

そりゃ～

太りますよ、こっちも・・・・

独身時代は

コンビニのスイーツなんて

ほとんど

OLのランチ後に

ヨーグルトを食べるくらいだった私・・・

コンビニのスイーツを全種類買って

味比べなんて

したことないっつーの！！！

外出すると

いつも

帰りにコンビニで

スイーツをみる旦那さん・・・

わたしだって

甘いもの

嫌いじゃ

ないんだよーーーー！！！

((＞д＜))