ウチのハダカの王様

スピード結婚した夫婦の話。生活をスタートさせたが・・・初めて知る夫の言動を書き留めている。

Nipt検査!!!

ついにこの検査をする時がきた


NIPTという検査は
妊娠中の母体から採血をして血液検査をし
胎児の染色体異常を調べる検査である


38歳を過ぎた高齢妊婦は
ダウン症の赤ちゃんが生まれる確率が高くなる
と言われている



私は40代という高齢妊婦だ


姉夫婦のように
若い20代の頃に妊娠していたら
こんなにお金をかけた痛い検査など
しなくて済んだことだろう・・・





検査の中には
3段階ほどあって
詳しく調べるほど料金が段々と高くなる



ダウン症かどうかわかる検査


数種類の染色体異常の検査


全ての染色体異常の検査





一番高いお金を出してでも
不安ない出産をしたい!と
全ての染色体異常検査を選択した


旦那さんも
やるからには
全ての異常を検査してもらおう!と
同じ意見だった




ダウン症や染色体異常の赤ちゃんが
生まれやすいと言われている高齢妊婦としては
この高い検査をするか、しないか、迷う時期がくるであろう


でも


ここまで不妊治療で頑張って授かった赤ちゃん・・・


そんな検査をせず


無事に産まれてくれれば


どんな赤ちゃんだって構わない!!


そういうご夫婦もいるだろう




私はダウン症の子を否定はしない


だが


この歳で初めての赤ちゃんが
もしもダウン症となれば
産まない決断をしている





五体満足の元気な赤ちゃんでさえ
育てるのは大変なこと


それが
ダウン症ともなれば
50歳に近づく夫婦としては
この子に助けとなる兄弟を作ってあげることも出来ない


そして体力面としても大変
元気なわが子を一人残して
夫婦は老いぼれになり
先に死ぬのだ




より大変なことは目に見えている



この子の将来の為にも
ダウン症なのであれば
諦めるしかない、と考えていた



この赤ちゃんを授かる為に


辛いホルモン注射を何度も打って


朝昼晩とホルモン剤を投与して


その反応で子宮にポリープまで作って手術し


どれだけ大変な時間とお金をかけてきた事か・・・




でも、誰かに産むなと言われたわけでもなく
産む本人の私が
産まない意思を持っている





私はこの検査に全ての思いをかけて臨んだ



『頼む・・・陰性であってくれ』






まだつわりが終わっていない頃だったが


16週までにしなければいけない検査の為


オエオエしている状態の私だったが


都内のクリニックにて


採血をして


NIPTの検査を行った




結果は10日後


私とこの子の運命は決まる・・・







そして


10日後



検査の結果がメールで送られてきた





たくさんある染色体の検査結果が


ずらっと並んでいる



どこ項目にも


『陰性』
『陰性』
『陰性』


と書かれている





え?!全て陰性なの?!




異常であるという結果は一つもなかったのだ






旦那さんとハイタッチ!!


嬉しかった


やっと不妊治療して


この子を授かって良かったと


ホッとした




ありがとう!!!


これから残り5か月


よろしくお願いします






そして


男の子


という事もわかってしまいました!



初孫が男の子


これは大イベントになりそうな予感・・・