ウチのハダカの王様

スピード結婚した夫婦の話。生活をスタートさせたが・・・初めて知る夫の言動を書き留めている。

夫の実家との価値観

敬老の日




おじいさん


おばあさんに


感謝をして


これからも元気でね


そう願う日でもあるが







「〇〇の日」 って


どこかのメーカーさんや国が休日を設けるために作っているような日




でも国民は祝日を大切にして玄関に国旗を立てる家もいるし


イベントを行う人もいる




それはもちろん人それぞれなのだが・・・・







私にも


可愛い大切なおばあちゃんがいた


実家からおばあちゃんちまで車で2時間くらいの栃木県


年に2回くらい


忙しいときは会えなかったりした時もあったが


たまに顔を見せに行ったり


電話したりして


孫の元気な姿を見せてきた




そのうち耳が遠くなってしまい


電話でお話することが難しくなってしまい


会いに行ったときは


耳元で大きな声を出しておしゃべりすることが増えた






おじいちゃんも死んでしまい


最後のおばあちゃん


おじいちゃんが死ぬギリギリまで


苺の農家をしていたおばあちゃん


腰が90度の角度に曲がっているが


とても元気で


独り暮らしでも


朝早く起きて朝食を作り


洗濯物をして


低い位置に作ってあげた物干し竿に干して


お茶して


健康の為にもご近所を歩いて




夕飯の買い物して


独り分の夕飯を作って





本当に病気もせず


元気なおばあちゃんだったが・・・・




玄関前の小さな階段につまずき


骨折



入院した








そのまま


体を動かせない為に


体が固くなってしまい


動かないからベッドに寝たきりとなり


臓器もだんだん弱くなり


食欲も落ちて




ある日




心臓が




止まってしまった・・・・








本当に病気一つしない元気だったおばあちゃん






骨折して入院した為に


そのベッド生活が長いがゆえに



帰らぬ人となってしまったのだ・・・・





元気でも


骨折など長引く怪我は命とりだ







私は
おばあちゃんを結婚式に呼びたい!




それをずっと強く願っていたが





式の前に骨折




来てほしかったおばあちゃん不在で式は終わった





式が終わって数日


バタバタしていたが



病院に駆けつけて


私のウエディング姿の写真や動画を見せることが出来た



すごく喜んでいた





もうすっかり体が細くなっていて


顔が別人のようで


手足も固く


私は涙が止まらなかった






その見せに行った翌週から具合が悪くなり


1か月後


おばあちゃんは天国へ旅立った












彼の実家では


お婆さまとお義母さん


婿としてやってきたお義父さんの3人暮らしだ




いまのところ


天下をとっているのは


88歳米寿のパーティーを親戚中集めて行ったお婆さまだ




農家は婿と娘のお義母さんに任せているらしいが


趣味はゲートボール!


元気で口が達者なお婆さまだ


あのお義母さんも


実の母親であるお婆さまには


口ごたえできない





昨日の夜


お義母さんから連絡があった


『明日は敬老の日
 お婆さんに電話してあげてちょうだいね!』





これは


独身時代から


彼が言われてきた行事なのかわからないが


敬老の日だから


電話をするように!


って



なんか


変な感じがする・・・・



『敬老の日』なんて国が決めた休日だ






大切なお婆さんなら


関係なく連絡しているはずだ






わたしたちが若い時に結婚して


慣れ親しくしているようなお婆さまなら


常に連絡をしているだろう・・・







つい最近出会った私としては


私のお婆さんではない




私、嫁の声よりも


実の孫にあたるうちの夫の声を聞かせたいのだろう





「敬老の日なのだから電話しなさい」



ってお義母さんに言われても


私は関係ないような気がしてならない・・・・




息子である夫も40過ぎの中年ですよ?


なんだかいつまでも子供扱いされているような感じがして・・・





私たちに子供でもいれば


「ばーば 元気?」などと


お義母さんやお婆さんに声を聞かせるのも可愛い光景だが





敬老の日だからと


40半ばの夫婦が直接電話をして


お元気ですか?というのも


わざとらしい気がするのだ・・・





そして


またもやお義母さんからの『強制』


電話しなさいね!という押し付けだ







あんなに好きだった私の実のおばあちゃんでさえ


『敬老の日だから』という理由で電話したことは無い








電話くらいしてやれー


という気持ちはわかるが


実際可愛がってもらった


実の孫である彼が


お婆さまと親しくお話すれば良いのでは?



と思ってしまうのだ






彼の実家は


バレンタインだからお義父さんにチョコ送ってあげてー



とか



お義母さん誕生日だからプレゼント送ってあげてー



とか



敬老の日なんだから電話してあげてー



って・・・






要求が多い


嫁にやらせるのは


おかしくない?って思う行事もある







長いこと独りだった息子が可愛いのはわかるが



親がイチイチ連絡してまでもやらせるのは


いかがなものか???




もしもやるならば


息子がやればいいんじゃない?って


嫁の私は 思ってしまう!!!






結婚して初めてのバレンタインなんて


この歳にして義理父に送って欲しい?




結婚式とご近所お披露目会でしか会ったことない


70過ぎたお義父さんに




なんか気持ち悪いでしょ(笑)


私の実の父親にすら


高校生くらいから恥ずかしくて渡してないのに






嫁が送ろうかな?と言っても


いらないよ!ていうのが夫だと思うのだが・・・





夫が積極的に


チョコ買って贈ってあげてよー


っていうから怖すぎる!!!






夫の両親て



いわゆる



男の子の親って




もっと



サバサバしているものだと思っていた



(実際、姉の旦那さんの両親はサバサバしていたからだ)




バレンタインチョコレートだ?いらんいらん


お土産だ?交通費かかるんだから買わんでええよ


遠くて交通費もかかるし大変やから
そんな何度も帰省せんでええよ




男親って


こんなサバサバした両親なのであると


勝手に思い込んでいたのだ









20代の若い時に結婚して見ていれば


彼の両親も


そういう家族なのだ、と


飲み込むことも出来たのかもしれないが





独立し


中年になって


結婚して


孤立した夫婦からすると






なんか



べったりしているような?


子供扱いのように見えるのだ






私だけの偏見か?と思ったが



姉や友人


私の母にも相談したが



みんな声をそろえて言う





「男親のわりに べったりで
 それを嫌がらずにやってる息子も
 気持ち悪ーい」








私の実家の親の方が


よっぽどサバサバしている






結婚て



ホント難しい・・・・






彼のことなら我慢?出来るが



彼の両親まで


価値観が合わないと



お付き合いが難しい





彼の両親が何かと連絡してきたり


イベント好きで


あーしろ


こーしろ


遠い遠い田舎から口を出してこられると


面倒くさい・・・






何かあったときだけの連絡でいいのになー


若夫婦じゃないし


放っておいてほしい









断ってくれるどころか


親の言いなりに行動する旦那に




嫁のストレスが積み重なる・・・・